習慣を継続するためにはどうすればいいの?

スキル

習慣化とは一度継続することができれば、あとは流れに任せて無意識に行動できますが、大変なのは始めた「当初」と「慣れた」頃です。

何かを始める時は「よし!やるぞ!」とモチベーション高く取り組みます!
しかし、3日もすれば「今日は気分が乗らないから休みっ!」なんてことありませんか?

みなさんも体験したことがあるかもしれませんが、習慣化するまでの流れやコツを理解すれば誰にでも習慣化を取り入れることは可能です。

■習慣を継続するためにはどうすればいいの?

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できない理由を理解することで、事前に対策がとれたり心の準備ができたりと、継続する可能性を高めてくれます。

例えば下記のようなことが多いのではないでしょうか。

・すぐに効果が出ないため飽きてしまう

筋トレやランニング、もしくはダイエットなどもそうですが1日、2日で効果がでるものではありません。

習慣にはおおよその目安となる期間があります。
ここを押さえておくことで、短期的に結果はでない!
と理解できれば、早期離脱は避けられると思います。

「習慣」「期間」「種類」

行動習慣→約1カ月 整理整頓、勉強、日記、瞑想
身体習慣→約3カ月 早起き、運動、筋トレ、禁煙
思考習慣→約6カ月 口癖、ポジティブ思考、発想力

・目標が高すぎる

何か習慣化を取り入れる際にやりがちなのがモチベーションに頼って、数を最初から高く設定することです。

例えば体を鍛えたいとします。
そんな時、腕立て伏せを100回すれば筋肉がつくと何かで見たとします。

もしかすると数日はモチベーションが高いのでやり切ることは出来るかもしれません。
しかし、これでは継続はできません。

オススメなのは、「ベイビーステップ」です。

赤ちゃんが少しずつゆっくりと歩くように、目標やハードルをなるべく小さく低くすることです。
習慣にするためにハードルを小さくし、自分にとって簡単にできることから少しずつ達成していきます。

・完璧主義にこだわる

決めた目標を必ずやならければならない。
1時間のランニングを設定したのであれば何があろうと1時間はランニングをする。
その心意気は責任感が強くすごく素敵です。

しかし、現実は体調不良であったり、イレギュラーが発生してできないことあり得ます。

そんな時は、下記のような言葉を自分に投げかけてみてください。

・まあいいや!
・合格点をとればオッケー!
・完璧である必要はない!

目的は習慣化することであって、完璧にやり遂げることではないと理解することです。継続は力なりと言いますが、完璧にやり通すこととは少し違います。
イレギュラーが発生した場合の想定もしておくことで
気持ちも楽になります。

習慣化のコツは、完璧に毎日決めた数値をこなすのではなく、軌道に乗るまで行動を「0」にしないことです。

■継続するコツは?

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「小さな習慣」の積み重ねで脳の抵抗を減らすこと。

アメリカのある大学の研究によると、私たちのふだんの行動の約45%は習慣で成り立っているという。そしてその「習慣」は、脳が省エネのため、何も考えずに行動を選択できるよう、行動に至るプロセスを自動化したものだという。
人間の脳はそもそも大きな変化を嫌います。

ですからいきなり大きな挑戦や習慣を身につけようとしても失敗するわけです。
変化に対応し一定の状態を保とうとするのが人間の脳です。

ここを理解することで継続できる可能性はぐっと上がってきます。

【習慣化するためのコツ】

ベイビーステップで始める(ハードルを下げる)
「続ける」ではなく「始める」と考える
ゲーム感覚でやる(楽しんでやる)
すぐにできる状態にする
「イレギュラーリスト」を作る(天候・気分でできなかったらどうするのかを先に考える)

■まとめ

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その脳の機能に逆らって人生を変えようとしてもとてもしんどい思いをするだけで失敗することが多いです。

新しい習慣を身につけたい場合、いきなり大きな目標を立てて動き出せば、時間の無駄になることが多い。
ささやかな目標から出発し、少しずつ目標を大きくしていき、次第に新しい習慣が体に染みつくようにしていきましょう。

まとめのコツとしまして、まずは小さく始めること。
そのほうがのちに得られる成果は大きいです。

執筆者
丸山 耕司

主に人材業界のオフィス系、福祉系を計7年間を営業として、
求職者の働く場所の提供に従事し、2017年より3年間は教育関連の部署に在籍し、
新入社員が安心して活躍できる環境を提供すべく従事する。
2020年7月より介護業界に特化した人材ビジネスや新規事業の立ち上げを行う。

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