習慣は急には変えられない
習慣とは知識のないところから始まって、意識しながら継続を行いそのうち無意識になり、日常の行動になることであるといわれています。無意識に習慣化してる行動は気づいていないだけで多くあると思います。また、その多くは目的がなくただ行なっているためもはや【習慣】ではなく、【惰性】になっている可能性もあります。習慣なのか、惰性なのか。これを理解することも大切ですが、今回は成功する習慣と失敗する習慣について少しお話しします。
初著書”「習慣」で「人生」を劇的に変える あなただけの7ルール作成マニュアル”にも記載してるので簡単に説明させていただきます。
■成功する習慣と失敗する習慣の違いとはなんだろう
失敗する人の多くは 下記に当てはまるのではないでしょうか?
1、目標がない
2、同時に複数の習慣を取り入れる
3、高い目標を設定する
などいくつかの要因が重なっているのではないでしょうか。
かという私も失敗した習慣にはいくつか当てはまることがあります。
ジョギングでは毎日朝6時に起きて1時間走ると決めました。目標は体力をつけること。
初日はやる気に満ち溢れているので1時間のジョギングが終わった後は爽快感で充実しています。
よし、これなら続けられると2日目も同じく継続できました。
しかし3日目になると筋肉痛がきて、今日はゆっくりしようと休む。
4日目は雨なので、やりたくても出来ないと外部環境のせいにして諦めてしまう。5日目、前日の飲み会で夜更かしをしたので朝起きれない。6日目、ジョギングをする前の日常に戻っていて、もはやジョギングをすると決めたことをなかったことにしているのだ。
目標を立てていたにも関わらず失敗した要因はどこにあったのだろう。
それは、習慣は1日で身につくことはない!と言うことを理解していなかったからです。
必ず習慣化するまでには積み重ねが必要になります。
■習慣ってどのくらいで身につくの?
習慣といっても、種類や行動によって身につく日数や難易度は変わってきます。
ですから、目安だけでも理解しておくと定着しないな。もう辞めよっかな……という離脱は防げると思います。
「習慣」「期間」「種類」
行動習慣→約1カ月 整理整頓、勉強、日記、瞑想
身体習慣→約3カ月 早起き、運動、筋トレ、禁煙
思考習慣→約6カ月 口癖、ポジティブ思考、発想力
■習慣化する上で大切になるのはなに?
それは目標の設定です。
冒頭でも書きましたが、目標がない行動(習慣)は身に付きにくいし、惰性になりやすいです。
最低限下記にのようなことを意識して取り組んでいただければ定着に繋がりやすいと考えます。
・将来どういう姿になりたいのか?
・何を手に入れたいのか?
・そのためにどの習慣を取り入れるのか?
・いつまでに習慣化したいのか?
このようにある程度目標、期間、やることが決まればあとは継続して習慣化することを目指します。
■まとめ
習慣とは朝活もそうですが、「忍耐・努力・根気」が必要なのではなく「コツ」さえわかれば誰でも身につけられるということです。
そしてもうひとつ知っていただきたいことは、習慣はすでに誰でも身につけているということ。
ただ、その習慣は無意識に行っていて自身でもそれが「習慣」だということに気付いていません。習慣とは意識することから始まり、無意識の状態へ移行することです。
極端な言い方ですが人生を劇的に変える習慣のお手伝いができるよう、習慣を理解することから始まり、実際に行っている習慣を書き出し、その中から良い習慣と悪い習慣を把握し、
今の人生をさらに良くするために習慣をまとめることができる。
それが「あなただけの7ルール作成マニュアル」です。
朝起きるのが苦手な方、
悪い習慣を断ち切りたい方、
人生を変えたいが何をしていいのかわからない方、
習慣化の力は「自信」になり、最高のパフォーマンスに繋がります。
木の年輪のように日々少しずつ積み重ねて層を厚くして少しでも人生がより豊かになれば、これ以上の喜びはありません。
丸山 耕司
主に人材業界のオフィス系、福祉系を計7年間を営業として、
求職者の働く場所の提供に従事し、2017年より3年間は教育関連の部署に在籍し、
新入社員が安心して活躍できる環境を提供すべく従事する。
2020年7月より介護業界に特化した人材ビジネスや新規事業の立ち上げを行う。
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